「世界に1台」トヨタの名車が98%ノーマルで現存 亡き妻もお気に入り「たくさんの思い出があふれてくる」 https://news.yahoo.co.jp/articles/777fd7f1135f668b2302a571849cbee673aa6f05
このセリカ1600GTの記事を読んだ私は、思わず息を呑んでしまいました。50年以上も大切に乗られているお車は、まるでタイムカプセルのようですね。
重永さんの率直なお話を拝見すると、セリカがどれだけ彼の人生に深く刻まれているかが伝わってきます。当時、テレビCMで魅了され、購入を決めた時の高揚感が今でも鮮明に蘇ってくる様子が目に浮かぶようです。
ちなみに私自身も、車のデザインに惹かれて購入を決めた経験があります。その車とは、イタリアのヴィンテージスポーツカーでした。見惚れるような曲線美に一目惚れして、いてもたってもいられずに手に入れました。
重永さんのセリカと同様、そのヴィンテージカーにも私は愛着を持っています。購入当初は少し不調だったものの、長年のパートナーとして大切に手入れを続けてきました。おかげで、今もなお健気に走ってくれます。
愛車に対する重永さんの情熱は、まさに私自身の経験と重なります。車を単なる乗り物ではなく、かけがえのない相棒と捉える気持ちは、車好きなら誰しもが理解できることではないでしょうか。
私は車の専門家ではありませんが、セリカの「フルチョイス・システム」というオプションの組み合わせが、まさにその相棒感を強めているのではないかと想像します。自分だけの組み合わせでオーダーした車は、まさに唯一無二の存在ですよね。
重永さんがおっしゃるように、オリジナルのまま残っているセリカは、今となっては非常に貴重なものなのでしょう。販売当初は「未来からやってきた車」と称されていたセリカが、半世紀を経て歴史的な価値を持つに至ったことは、感慨深いものがあります。
そんな貴重な車が、現在も現役で走っている姿に、私は心打たれました。重永さんの情熱が、セリカを大切に守ってきたのだと思います。
車を愛する気持ちは、年齢や性別を超えて通じるものです。重永さんのセリカに対する熱い思いを読ませていただき、私も自分の愛車との時間を改めて大切にしようと思いました。
さらに、重永さんがセリカを購入した時代背景にも興味を惹かれました。日産フェアレディZや三菱ギャランGTOなど、個性的な車がしのぎを削っていた頃ですね。当時流行っていたカーグラフィック誌を私もよく読んでいましたが、その時代に思いを馳せてみると、ワクワク感がたまりません。
重永さんのセリカは、単なる車ではなく、日本の自動車史の一部なのです。彼の人生と重なり、時代を映し出す貴重な存在であることは間違いありません。
今後も重永さんがセリカと末永く仲良く、カーライフを楽しまれることを心から願っています。そして、いつかそのセリカを拝見できる日を夢見て、楽しみに待ちたいと思います。