大塚家具が赤字らしい。会員制廃止や中価格帯の強化が原因。
お家騒動で話題になった大塚家具が赤字になったらしい。
お家騒動で話題になった大塚家具。2016年12月期決算を発表して、6年ぶりの45億円の赤字になったとのことです。
大塚家具は会員制販売をやっていましたが、現社長の大塚久美子氏が廃止の方向に舵取り。また、中価格帯の商品を強化するという戦略が、うまく消費者のニーズに合致しなかったようです。
高級家具路線&会員制販売による古臭いビジネスは差別化は出来ていたものの、時代遅れですので10年先を見ると未来はありません。一方、ニトリやIKEAや中古家具など、低価格路線は大手競合が先行しているので今からの参入は難しい。
そんな背景から中価格帯路線を選択したのかもしれません。でも、逆に中途半端な中価格帯路線は一番危ないのかもしれませんね。貧富の差は開き2極化していますから中間層は少ないでしょうし。
この業績を見て、現社長の大塚久美子を批判する声や、ワンマン創業者の父を擁護する声も出ているようですが、私はこの意見には賛成しかねます。
人工知能やロボットが叫ばれている時代に今までのやり方は通用しないでしょう。結局、父と娘のどちらを選んでいても、10年後には衰退が待っているのかもしれません。
もっと斬新で抜本的な路線変更をしないと、10年後はダメなのかもしれませんね。
ただし、まだ1年目なので、ここからの巻き返しがあるのかもしれません。まだ失敗と決めつけるには早すぎますね。29年12月期の業績見通しは黒字ですし(本当に達成できるのかしら・・?)。
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